まちの珈琲について

 「まちの珈琲」は、いろいろな街の個性や空気感をコーヒーの味わいに落とし込んだブレンドコーヒーシリーズです。現在は世田谷の14の街を表現したブレンドコーヒーを販売しています。

運営元は、世田谷の街だけを20年以上にわたって取材し続けてきた、エリア情報誌『世田谷ライフ』(株式会社EDITORS刊)の編集部。

「まちの珈琲」はもともと、最新号の世田谷ライフが発売された際、書店で行う発売記念イベント用につくったのがきっかけです。ノベルティとして世田谷ライフ本誌をお買い上げいただいた方々にお渡ししていたところ、大好評。ありがたいことに商品化を望む読者のみなさまの声も多く、発売に至りました。

街をイメージしたコーヒーを通じて、自分たちの街での暮らしをもっと楽しんでほしい。そんな想いで運営しています。「まちの珈琲」で、素敵なひとときをお過ごしいただけたら幸いです。

焙煎所と監修協力について

「まちの珈琲」は、自家焙煎を行うコーヒー豆専門店『カフェオロ』の山下さんと協力してつくっています。まちの珈琲ではまず、それぞれの街の空気感を編集部員が言葉で表現。そのイメージをもとに山下さんがコーヒー豆を選定・ブレンドし、編集部と一緒にテイスティングを行って、コーヒーの方向性と味わいを決めています。

カフェオロ・山下敦子さん)

カフェオロでは、生産者が愛情込めて育てた世界中のコーヒー豆を、注文を受けてから焙煎。山下敦子さんが手がける高品質なコーヒーは、新鮮で香り高いと評判です。

山下さんは下北沢でお馴染みの老舗焙煎所『モルティブ』で修業をされた方。「まちの珈琲」では、制作段階からモルティブさんにも一度テイスティングいただき、味わいの方向性に関してアドバイスをいただいています。

モルティブ(下北沢)』

「まちの珈琲」コンセプト

普段何気なく暮らしている、私たちの街だけれど、
“じゃあ、その街って一体どんなところ?”と聞かれても、
人にうまく説明するのはけっこう難しい。
 
だけど、どの街にも確かにカラーがあって、
その街なりの独特の匂いがある。
 
老若男女でいつも賑わい、訪れると元気をもらえる街があれば、
古くから育まれてきた文化の匂いに満ちた街もある。
桜並木に見守れた、穏やかな空気が流れる街もあるし、
雄大な河が流れ、爽やかな風が吹く街もある。
 
 
そんな街の情景を、誰かに伝えるにはどうすればいいだろうか。
 
わたしたちは、コーヒーで表現する。
味わいや香り、質感、余韻……。
コーヒーほど、多様な表現ができる飲み物はない。
 
そして、よくデザインされた一杯のコーヒーには、
ある街の情景を思い起こさせ、
そこでの記憶すら想起させるほどの力がある、と信じている。
 
 
 
その一杯を飲んだときに、ふっとあの街の空気が蘇ってくること。
行ったこともないその街の、雰囲気が浮かんでくること。
 
世田谷の街を20年以上にわたって取材してきた、
世田谷ライフの編集部が
街を雄弁に物語るコーヒーを作りました。
 
ひと口啜れば、広がる景色がある。
それをきっと、誰かに伝えたくなる。
あの街の風景を、味わってください。
 

世田谷の14の街を表現した『まちの珈琲』

『世田谷ライフ』の編集部が、プロのコーヒー焙煎士と一緒につくったのが『まちの珈琲』シリーズ。
街の空気感や風景を、コーヒーの味わいに落とし込みました。

14の街…三軒茶屋、駒沢、桜新町、用賀、二子玉川、下北沢、豪徳寺、経堂、千歳船橋、
祖師ヶ谷大蔵、成城学園前、明大前、下高井戸、千歳烏山